わたしが着物を着るようになったきっかけは、ナベシャツだったと言って過言ではありません。
着物の下着について
胸が大きい人の救世主 ナベシャツ
白のジップアップのナベシャツを愛用しています
あくまでも着物の時だけ、お出かけの時だけにお勧めします。普段からだと胸の形が悪くなりそうで怖くて使えません。
それまでいかなる和装ブラを使っても駄目だったし、補正もバスタオルを使うため、体の丸さが二倍になるのがとても嫌でした。
歳をとって、胸の高さが緩和されたのもあるかと思います。
わたしはジップアップタイプのものを使っています。胸が大きい場合は、まずこれがないと全く着られないと思います。
わたしは着物のレンタルショップのお世話になると、帯板を、帯のところと、胸の上にも当てられます。普通の帯板の下の隙間に噛ませて、カンカンと打ち込む感じで胸つぶし用に帯板を使われました。
こうするよりかはナベシャツのほうが楽なので、ナベシャツが良いです。
寒くない時、フォーマルな時はナベシャツの上から
- 着物用の肌着
- 長襦袢
- 長着
と着ています。
- 寒い時期はナベシャツの上から
- ヒートテック
- 長襦袢
- 長着
です。
ウエストにはタオルかこちらが必要です。
胸の大きい人の普段着物には
あんまりいないと思いますが、普段から着物が着たいかた。着物のほうが冬はあったかいので着物を着ようと思う場合。
着物を着て野良仕事もやっちゃうよって場合は、普通にワイヤーのないブラジャーが良いです。
わたしは冬は着物のほうが暖かいので、冬中着物で過ごそうかと思っておりますが、普段は胸が小さく見えるブラジャーに帯を下げ気味に緩く使います。身長は低いですが、胸がある分、帯の幅出しをすることもあります。
ロマンスタイプに似合う着物
1、大きな柄の小紋、振袖
ここからはロマンスタイプに似合う着物についてです。胸の大きいかたも参考になるかと思いますので、よろしければご覧ください。
いろいろと着てみて、一番似合いやすいのが大紋の長着です。
格は小紋です。ですが、ものによってはちょっとした晴れ着として着られるものです。
※ここでは大きな文様のことをさします。紋入りのことではありません。
大きな柄の着物はかしこまりすぎると感じる場合は、銘仙が良く似合います。
リユースに抵抗がない場合は、銘仙が一番使いやすいです。
下は大きな牡丹の花が連なっている小紋でキュートな母が一回も着られなかったものです。わたしには似合います。
紬調の着物ですが、やはり大きな柄で左右非対称が使いやすいです。
羽織も柄は大きめです。
そして振袖です。
こんな感じの王道の娘さん向け振袖が良く似合います。お袖が揺れますから、さらに着やすいですね。
2、付け下げや訪問着
左右非対称なので似合いやすいです。ただ、これよりもばらばらに柄が配置された大きな柄の小紋のほうがよっぽど着やすいです。着物を初めてお仕立てする場合は、控えめな付け下げをお勧めします。
友達とランチから子供の七五三、入学式、卒業式、結婚式まで使えます。
3、絞りや辻が花
はっきりとした友禅よりも、絞りや辻が花が似合います。また、菊尽くし、よりも花々が似合います。ぼんやりしていて多様なほうが似合います。とはいえ洋服よりも帯でどうにかなります。
ぼんやりとした柄の浴衣
矢羽根柄(矢絣)の銘仙
絞り調の浴衣
ろうけつ染めも似合います。
ロマンスタイプにもどうにか着られる小花柄
よく見ると絞りなら大丈夫です
帯を大柄にして大丈夫にできます
ロマンスタイプに似合わない着物
1、シャープな柄
何のぼかしもないシャープな柄はもちろん似合いません。完全に着物に着られてしまいます。
2、大胆な分割
裾や袖が大胆に色が違う振袖や訪問着がありますよね。これって痩せて見えるのですが、似合いませんでした。背が高ければ着られるのかもしれませんが、ロマンスタイプが分断してよいのは帯のある体の中央部分であって、裾や袖ではないですね。
その変化はアバンギャルドさんとファッショナブルさんのものかもしれません。
ちなみにグレースさんは全部着られますので、読まなくていいですよ。全部お似合い。はい。
3、飛び小紋
物足りなく、また半襟に柄物やレースを持ってきにくく、結局着にくいと感じました。飛び小紋が似合うのは非盛り系さんたちです。お茶やお華の先生が普段に着ているイメージです。
下は厳密な飛び小紋ではないですが、とても似合いにくいです。
以上です。駆け足なのに長文で読みにくい記事になりました。着物に馴染みのないかたは、写真とコメントだけでもぜひご覧になってください
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