着物生活でオレンジという新しい魔法を手に入れた


ファーストサマー、セカンドウィンターのブルーベースです。オレンジへのあこがればかりが募り、特に菜の花の季節にはイエローベースをうらやんでいましたが、着物でオレンジデビューしました。そう、帯で。

特に昭和の着物には必ずオレンジが入っており、平成の着物には、からし色やゴールドに似せた土色が入っています。

はじめは大丈夫かなとドキドキしながら着ていましたが、まーーーたく問題なし!長着がブルーベースなら帯はオレンジも大丈夫でした。気分高揚、春が楽しい今日この頃です。
着物の民は立春からがとても楽しいのです。

去年の12月から今年にかけて、お洋服は数回しか着ていません。一つには着物を一度着たら暖かくて脱げなくなってしまったのと、祖母と母から100枚ほどの着物を引き継いだからです。
しかも、身長が138センチしかなかった祖母なのに、ほとんどわたしの身長で仕立ててあったので、これは着なければならない呪いですか?と思いました。

それら100枚+自分で集めた長着が約100枚。帯が50枚ぐらい。帯揚げ帯締めが30本ぐらいあります。帯締めは100本まで増やすつもりです。

そう、このブログの信念、自分で検証したこと、自分で体験したことしか書かないために。

大寒のころのお気に入りは、真綿紬(結城紬)とくず繭紬です。

結城紬と蝶の帯です。


唐花の長着。


オレンジの紬の帯。こういう帯は以前は夏帯でしたが、最近では洋服でも冬にかごバッグを持ったり、メッシュのベルトをするのも普通ですよね。なので、近年では、夏帯も真夏以外の通年で使われるようになりました。

もうこのオレンジの帯がお気に入り過ぎて悶えています。なんとなく花っぽく、でも幾何学模様で、いろんな色がぼんやりとあって、明るさもある。ブルーベースがオレンジに嵌れるなんて、幸せです。

別途、似合う着物についても後日書いてゆきます。

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