若さの片鱗、美しさのかけらがあるうちに

去年は、たくさんの服を買いました。

年齢的に、今は着ることができても、来年はきっと無理だろうと思ったからです。
少し高い服ならば、今買ったとして、数年着られるとして、
なるだけ早く買っておかないと、二度と着ることができないと思ったからです。

自分に、若さの片鱗、美しさのかけらがあるうちに、きれいな服を着てみたかったのです。

同世代の人なら、おそらく、同じ気持ちになったことがあるのではないかと思います。
そして、その判断は、間違っていませんでした。
去年から今年、かなりのスピードで歳をとりました。

人生はおばちゃんになってからが長いのです。
子どもとして生きるのが20年。
一番美しい時がほんの10年。
20年はおばちゃんとして、残り30年、40年はおばあちゃんとして生きるわけです。

これからおばあちゃんになるとして、わたしが判断に困っているのが、ワンピース(ドレス)。
ロマンスタイプの場合、おおむねドレスと表現してよいかと思います。
そのドレスなんですが、歳をとればとるほど、派手なほうがしっくりくるようになってきているんです。わたしの場合は。
派手なドレスと言えば、それなりのお値段で、それなりに何年か着るものなので
今後、買うかどうか、迷っています。

ここ数年の自分のお洋服の動きを観察すると、
スカートやブラウスの変化よりも
ドレスの変化のほうが少なくて、命が長いんですね。
いや、むしろどんどん似合ってきている気がします。
歳をとるといよいよサブ要素が使えなくなるというお話も聞くことがありますが
今はそれをひしひしと感じています。

ドレスは ひとひねりあるものも多く出回っており、それも使いやすさにつながっているとは思います。
できればドレスはインポート物を買うと、日本の流行に振り回されずに着ることができます。

ドレス選びは一段と難しいです。
少しでも、パーソナルデザイン、パーソナルカラーを外すことが出来ないからです。
全体で着るから、形も色も絶対にバッチリなものを選びたいものです。
100点はなかなか難しいですが、80点はないとおかしいかな~と思っています。

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