手放された一枚の古着からわかるいろんなこと、ビッグサイズへの対応など

一枚の手放された今期物。なぜでしょうか。

Mサイズとの表記がありながら、わたしにちょうどいいとは、どれほど大きい事かと思います。
大きいのに、袖は短くて、袖の長さだけちゃんとMサイズでした。
襟ぐりがとても広くて深くて、ヒートテックが見えてしまうのでVネックのインナーを買い足さなければなりませんでした。

着丈が短いので、一見　かわいいと思いますが、こんなに肩が落ちたもの、着られる人は限られそうです。
形に限っては、ピーターパンみたいな人なら着られるけど、太って見えるかもしれませんね。

一見、流行のダスティーピンクに見えるのですが、太陽光でよく見ると青みのパステルピンクなんです。
こんなに甘やかな色、ピーターパンが着られるでしょうか。
躍動感と、色の表現の折り合いがつけにくいです。ボトムを工夫しないと躍動感を得ることが難しくなります。

こんなに短いと天然美人さんも着ることができません。

モコモコ素材。襟ぐりも開いています。肩も落ちているのでは、もちろん淑女系のかたも着ることができません。

素材はとても柔らかく、リブも立体的。着丈も短く、襟ぐりも大きいとなると
そう、これは、ロマンスタイプが一番着やすいという結論です。
ただし、いつものサイズよりも小さめならば。

そういうわけで、わたしがありがたく使わせていただきます。
普通なら買わない服でした。でもこの服から、わたしは自分のボーイッシュな性格と、ロマンスな外見との折り合いを発見することができました。
（わたしはチャカチャカしていて、挙動不審な感じなのです。あまりにも「早く早く」と躾けられたためです）

まず、これをご覧ください。

これは、本物のかわいいタイプのかたには、ちょっと難しい着方です。
服はいいんです。アクセサリーが大人っぽすぎますし、面白みがなくて、やぼったくなるアクセサリーだろうと思います。

ショートパンツの柄も職場のピーターパンさんや、天然美人のエルちゃんが着るとなると
バラ柄はちょっとやりすぎな感じです。

と、言うことは、この着方はロマンスタイプで

という人しか折り合いがつかないことになります。
この服に出会えたことを、とてもうれしく思います。