素材も色である
素材の違いによって、何が変わるのでしょうか。それは、顔への反射の違いです。
つるっとした素材なら、顔への反射は強いし、モフっとした素材なら顔への反射は弱めです。
ということは、強いお色が得意な人はつるっとした素材や、光沢のある質感に強いです。大雑把に分けると、スプリングタイプやウィンタータイプ、ストロングトーンや、ビビットトーン、原色やダークトーンが得意な人は、エナメル素材やサテンも得意です。
一方、サマータイプやオータムタイプや、パステルトーンやダルトーンが得意な人は、ニットやモフモフ素材が得意です。わたしはサマーカラーの中でも、青みの強いすっきりした色が得意なのですが、エナメル素材(合皮)には負けて、ニットやモフモフ素材のほうが一応は得意です。
ですが、クリアタイプなので、そのままサマーカラーのニットを合わせると寂しくなることもあり、若干ウィンター寄りの色合いのニットだと、ちょうど良い顔映りになることもあります。
それで、何が言いたいかというと、この時期(冬)に、自分のパーソナルカラーではないのに、似合う気がするニット、とか、パーソナルカラーど真ん中なのに、なんだかさみしく感じるニットに出会うことがありませんか?
その感覚、正しいんです!
モフモフニットの場合、いつもの似合う色よりも、気持ち強めの色が似合うんです。
でも、難しい論理は必要ありません。自分の感性が正しいってことです。