母と私のやる気スイッチの違い

母からよく言われていたのが
「悔しくないの?」というセリフでした。
母は、スゴイ!エライ!100点が大好き。
わたしは、キレイ!かわいい!60点が大好き。
もし、人生のパートナーとなるワンちゃん、猫ちゃんに出会えるとしたら
わたしはぶちゃむくれの仔が一番かわいいです。

母はとてもがんばりやさん。
女子高を首席で卒業し、立派な会社に就職し、二十歳で結婚し、
新築の家を建て、男の子と女の子を生み、
男の子をりっぱな会社に入れ、
よくできたお嫁さんをもらい、かわいい孫に囲まれて暮らす。
地域のうらやましい人ナンバーワンみたいな人。

お母さんスゴイね。
でも、この中にわたしの欲しいものは一つもないよ。
わたしはゆとりのある丁寧な暮らしが好きです。1番になんてならなくっていいの。

わたしはテストの100点よりも、美しいものが好きです。
わたしは小さな幸せ、例えば、ヨックモックの限定空き缶が欲しいのです。
食べ終わったあとのゴディバの丸いプラスチックが欲しいのです。
(ゴディバの箱 再利用で検索するといろいろ出てきます)

わたしのやる気スイッチは、美しいがキーワード。
母のやる気スイッチは 立派であること。
だいぶん反りの合わない親子です。

生きる力、というところに焦点を当てると、わたしは母にかなわないけれど
人生を楽しむ力、では 母はわたしにはかなわないのです。

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