数年前、こんなことがありました。
余命3年の知り合いの おばあちゃんから、
「みすぼらしい服を買ってきてほしい」と頼まれたのです。
その時のわたしは、そんなひどいことはできないと思い、彼女に似合う服で、着やすいシャツを、彼女のパーソナルカラーのものを買ってきました。
そうしたら、とてもとても残念な顔をされたのです。
その時は、わたしの何がいけなかったのか わかりませんでしたが、今は、少しわかります。
そのおばあちゃんは、目立たずに静かに枯れたかったのです。
実はわたしも、そんな心境になることが最近あるのです。
50歳を過ぎたら、余生モードになる人が居たっていいと思うんです。
そう言うわたしは、若いころは十分におしゃれをしてきて後悔がないんです。
だから、若い方にはびっくりするほど派手な服も、どんどん着てほしいと思います。
若いうちにどんどん着て、早めに余生モードのわたしは、すごく楽なんです。お金もかからないですし。
あなたは、死ぬ前にどんな服を着ていたいですか?
- こぎれいな服?
- 余命を周りに解ってもらえる服?
- シンプルな服?
↑これはまだ、判らないお話。
それならば
そうなる前に、若くて元気な今、どんな服を着たいですか?
- 似合う服?
- 上等な服?
- 定番の服?
- 流行の服?
- 派手な服?
- それとも、目立たない服?
あんまり、深刻に考えてしまうと重いので、時々、かる~くそういうことも考えてみたいかなと感じます。