着崩しは好きだけど、保守的な装いが好き
唐突ですが、前だけインって好きですか？わたしはあんまり好きじゃないので、本来はロマンスタイプにはあんまりおすすめではないと言われる、裾の絞ってあるニットを選びます。
ものによっては、体の厚みが増して見えたり、ウエストがもたつくことがありますね。
それに、前だけインしていると、年上のお婆ちゃんが
「あらあらまあまあ」といって全部入れてくれるか、出してくれるので、面倒くさいんですよね。
前だけインしている＝だらしない、と感じられるようです。
同様に、抜き襟や、ロングシャツの羽織も、わたしはやりません。年上のかたにだらしないと思われるのは、面倒くさいです。
人目を気にする、しないという話ではなく、実際に注意されるのがとても面倒くさいんです。着替えを持ってこられたりするのが、心底面倒くさいです。
さすがに、腕まくりはしますが、腕まくりしたまま、神社やお寺、教会に参拝するのは失礼なので、その時は腕まくりを戻すようにしています。
実際の着痩せコーディネート
今回は古着で買った、去年のViSさんのニットで、着痩せコーディネートをしてみようと思います。
このニットは、以前にハイネックとしてご紹介しましたが、少し首回りが浮いていて、ボトルネックになっています。ウエストに絞りがあって、スカートはふんわりです。
このコーディネートをするときは、可能な限り、バストはミニマイズしてください。まるで、骨格ウェーブなんです、というふりをしてください。
そうするとお腹のほうが目立つのでは？と心配かもしれませんが、大丈夫ですよ。
ここに、深いV字の太めのペンダントをします。太めのボールチェーンで、ロマンスタイプにはボールチェーンが一番合っているとわたしは思います。
この太めのボールチェーンは純銀製で、昔々にフォリフォリでちゃんとしたお値段で買ったものです。チャームの部分は、取り換えながら使えます。チャームはノーブランドです。
普段は布製か、毛糸、革製のお洋服を身に着けていると思います。お洋服は柔らかい物なので、異質な堅い、光るものがあると、そこに目が行きます。
普段から、鎖かたびらや、鎧甲冑をお召しのかたは、胸元にふんわりとしたリボンがあると、目を引くでしょう。よく、アニメ作品の衣装で見かけるパターンだと思います。
さて、このコーディネートで、目を引きたいのは、ここの部分です。
目立たせたいのは、ここではありません。
なので、ここは、お洋服と同化する色で目立たせません。
銀のV部分が、冴え冴えと目を引くようにします。これで、あったか楽ちん、ロマンティックで痩せて見えるというお得なスタイルの出来上がりです。
オフショルダー、じゃなくてオフタートルと比べてみても、このほうがすっきりします。オフショルダーは寒いね。