ブスだと言わないで

2016 02 02 Tue 15:46の記事

ロマンスタイプの人は、子供のころはブスでまかり通っていた人が多いんじゃないでしょうか。
わたしはそうでした。
なりたい職業があっても「ブスだからやめておいた方がいい。」とか
「どうしてそんなに子供らしくないの?」とか言われっぱなしでした。

目は子供なのに大人のようにふっくらと腫れぼったく、
お尻も子供らしくなく大きく湾曲していました。
「アヒルみたいに歩くのやめて!」母親からそんな心無い言葉を浴びせられていました。
今、考えれば、ロマンスタイプの子供にキュートな服を着せれば、アヒルのようになるのは当たり前ですよね。

子供のころからなんとなく自分のことをわかっており
親戚の結婚式で選んだドレスは胸下切り替えのビロードの
胸元にレースのついた紫のドレスでした。モナリザのような。
小学生ですからアクセサリーを持っておらず、薔薇の花を一つ、
髪にさしてゆきました。
で、父親から大変に怒られました。子供らしくないとね。
わたしはさらに、すっかり委縮してしまい、ずっとブスとして結構長い時間を過ごしました。

アラフィフになってやっと自分がロマンスタイプだと論理的に知ることになりました。
キュートなメイクからロマンスなメイクへ変身。

生まれて初めて母が「あんたきれいになったね!もうブスじゃないわ。」
このセリフをもらうまで半世紀かかるとは・・・・・
ロマンスタイプのノーメイクのブスっぷりは半端ないようです。
キュートなメイクはメイクダウンになるようです。
真面目な服はあか抜けないので、野暮ったい。

でも、心の中では本当は分かっていたんですよね。
大ぶりなイヤリングが似合うなあとか、
胸元を大きく開けたほうがいいなあとか。
でも、常識に阻まれて長い間咲くことができなかった。

遅咲きの花だけど、あとほんの少しの間、咲いてみたいとわたしは思うのです。

そうそう!大事なポイントがあります。
加齢とともに、目は二重に成ったり腫れぼったさが取れてきます。瞼が痩せてきます。
大人になればかわいい垂れ目になります。
いじらなくて良かったと、今本当に思いますから
瞼で悩んでいる方は、自分のパーソナルデザインがロマンスではないかと疑ってみて欲しいんです。