小花模様のレトロワンピース、流行っていますね。
一通り、見てきましたよ。低価格帯から中価格帯まで。
高価格帯(10万円超えるもの)はここでは除外します。
型紙はどうか
まったくもってお話にならない直線裁断方式。
これは、つまり、趣味のソーイングレベルです。
チープな柄、チープな仕立て、チープな布地。
本来、こういうワンピースは、もっと布をたっぷり使って、ペチコートも凝ったものを着用して、スカートのふくらみを出して着るものですが、電車に乗る生活では、そこまでボリュームあのるスカートは生活になじみません。
よって、スカートのふくらみは中途半端で、昭和の初めに、古布でお母さんが作ってくれた感じの、なんともほっこりしたイメージになっています。
そう、つまり、10代にとっては素敵な架空のノスタルジー。
同世代は・・・・・や~め~て~と思います。
本物のノスタルジーはファンタジーに成りえないじゃないの。
なので、大流行りのレトロワンピースは、ティーンエイジャーが楽しむものです。
10代ならフレッシュに着こなすことができるかと思います。年末年始のイベントに向けて、ご両親や親せきへの受けもよいと思います。
大人は・・・・・諦めましょう。わたしも着たいです。でも、止めておきます。(花柄が少し大きいものは大丈夫な場合もあります)
どうしても着たい場合は、立体裁断の何十万円もするものを買えば、問題ありません。
もしくは、街の仕立て屋さんに頼めば10万円以下で作ってもらえるかもしれません。
お婆ちゃんが素敵に着ている花柄のワンピースやスーツは、あれはオーダーです。だから素敵なんです。
来年は着られない
あともう一つ。おそらくですが、流行の足が速いだろうと思います。
見飽きたらすぐに切り捨てられる存在に感じます。そもそも、そんなに長持ちしない素材でできています。ひっかけやすいですね。
わたしは、なるだけ偏見なく、なんでも何とかして着られる方法を探すのが好きです。
だけど、レトロワンピースだけは、
あきらめよう!と思います。
本当はわたしだって着たい、だから買うときはコッソリ買ってお家で着ます。
念のためにロマンスタイプに着られるのかどうかですが
あんまり説明は要らないと思いますが、着てもいいけれど、だいぶんビンテージ感出ますね。
だって、あれにじゃらっとパールのネックレスとか、大ぶりイヤリングとかするんですものね。
トップスかボトムスのどっちかで諦めてみませんか?