非盛り系を誘惑する今の流行
ここのところ、ナチュラルなお友達と、フェミニンなお友達が迷走しているように感じます。
いえ、迷走しています。
先日天然美人さんにお会いしたのですが、モリソデを着ていらっしゃいました。しかもかわいいやつ。
好きで着ているのか聞いたのですが、
「なんか間違えちゃった」とのこと。
どこのお店でもたくさん売っているので、どうしても欲しくなってしまうのだとか。
そこで、ナチュラルさん、フェミニンさんでも着られるモリソデのお買い物をお手伝いしてきました。
ナチュラルさんのモリソデの選び方
ナチュラルさんは肩幅があるので、高い位置からのモリソデは止めて、手首にモフっとついているぐらいなら大丈夫でした。
モリソデを着たときは、さらにズルズル感が大事になってきて、ロングネックレスか、長い着丈が必要でした。
でも、今期は長めの丈のニットは少ないので、だいぶん難しいと感じました。
フェミニンさんのモリソデの選び方
フェミニンさんも、モリソデが顔回りに来ると少しやかましいので、やっぱり手首の部分に留めたほうがきれいでした。
また、色数の多いお花の刺繍が付いていると、これもまたうるさくなるので、単色か同一トーンの花柄やレースが良かったです。
袖全部がレースになっているものはとても似合っていました。
フェミニンさんの場合、袖の変化よりも顔回りの華やかさが、とっても大事になるので、揺れる華奢なアクセサリーとの微調整が必要でした。
モリソデを取るならウエストはトップスインじゃないとだらしなくなる感じでした。
それにしても、フェミニンさんは上半身が華奢で、ネックレスとの相性の良さに驚きました。わたしが使えるネックレスは限られているので、ちょっとうらやましかったです。
袖回りより、首回りと感じました。首周りの盛りには強いこと強いこと。
非盛り系、大人顔のモリソデは難しい
少しでもキュート要素があればモリソデはかわいいし、少しでもファッショナブル要素がある人も大丈夫ですが、完全に非盛り系のナチュラル、フェミニン、グレースで完全に大人顔だと、モリソデって難しいんですね。
お友達のお買い物にお付き合いするたびに思うのですが、人を8分割することの難しさ、結局は一人一人の個性が合って、オンリーワンのレシピでなくてはならないこと。
8分割はあくまでも、指針なのだなと感じます。