パーソナルカラーが生まれた歴史から考える、現代での活用の仕方

パーソナルカラーはTVと共に進化してきた

そもそも、パーソナルカラーが活用されだしたのは、TVの普及とともにでした。選挙の戦略として、芸能の演出として使われ始めました。TVで選挙活動が行われるようになり、パーソナルカラーを活用した大統領候補が、当選した!とのことで広く知られるようになったようです。

Zoomを使い始めて、気が付いたのですが、カメラを透すと、パーソナルカラーは教科書通りの見え方になります。わたしは肉眼では教科書通りの見え方はしません。もっとあいまいに見えます。
肉眼では、
「それぐらいはありなんじゃないの?」と思っていても、写真にとったり、Zoomに映ると、
「あちゃ~」って思うことも増えました。

それで、改めてなんですけれど、そもそもパーソナルカラーってTVのために有ったんだったよね。
なので、婚活のためにPDPCで固めて写真を撮るのは、とても良い活用の仕方です。
そして、日ごろからPDPCばっちりのお洋服で、毎日美しく!というのは、すこし間違いです。日常ではどう見せたいかということを考えたり、好きな服を着るほうが有益ですね。

日常から最高に美しいというのは、けっこう反発心を招くことだろうと感じます。ほどほどがいいです。となると、結局好きな服を着ていたほうが心も楽しいし、人から見ても普通の人になれるので、60点が良いですねやっぱり。

パーソナルカラーは診断される時代から、活用する時代に

診断されたパーソナルカラーで固めてしまう、そんな時代もありました。わたしにもありました。

パーソナルカラーの教科書がパーソナルカラーを活用する方向に書き換わったのが、割と最近のことで、3年ぐらい前の事だったように思います。
今は完全に活用する時代ですね。どう見せたいかで活用するのです。

「若く見せたければスプリングカラーを着ればいいのよ」って思っています。もちろん知性を失わない程度にですが。スプリングカラーの中にも使える色はいろいろあるので、挑戦してみたいですね。
今年はコーラルピンクが流行っていますよね。わたしはサマータイプですが、ちょっと挑戦してみたいですね。たぶん着られます。ただ、そのために5000円払う勇気が無いので、値下がりするのを待つか、古着で探してみるかしてみようと思います。
もちろん、教科書を読めばきっと書いてあるんですけど、自分で確かめたいんです。実際にそれを着て1日過ごしてみて分ることっていっぱいあるはずだから。

とくに大人世代は、むしろスプリングカラーのほうが ほうれい線が目立たなくなる人も居るぐらいですよ。なので、いろいろとお店で合わせてみて、模索してみると良いかと思います。スプリングカラーが全部だめっていう人は、おそらくいません。

あ、ちなみにわたしのように、メインもセカンドもブルーベースの人は、青みさえあればどのシーズンの青でも着ることができます。※個人差があります。
「これってどのシーズンの青かな?」と考えたことは無いです。
「青、OK」ぐらいに無審査合格にしちゃっていますが、今のところ問題ないです。

まとめ

  • パーソナルカラーは診断されるものではなく、活用するもの
  • いつも最高に美しい人は反発心を招く
  • 60点出せるなら好感度の高い服、好きな服のほうが有益
  • パーソナルカラーは知る価値はあるが、装いを狭くするのは勿体ない
  • たまに知性の吹き飛ぶ色があるのでご注意を

パーソナルカラーの外し方、揃え方

いつも言っていることですが、わたしが唯一、
「必ずパーソナルカラーにしてね」と言っているアイテムが一つだけあります。
キャミソールだけはパーソナルカラー、もしくはベースカラーにしてください。胸のところから覗く三角に見える部分です。
キャミソール以外は好きな色で大丈夫です。

もちろん逆もOKですよ。全身パーソナルカラーなら、キャミソールは好きな色で大丈夫です。というか、全身パーソナルカラーだと古い感じに見えてしまうかも。

ここで、前回のお話とつながって、一番手っ取り早く、良い外しになるのがアクセサリーです。