以前に、胸と袖のボリュームが同じ位置にあると、あか抜けないよってお話をしました。
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それで、どんな風に見た目が変わっていくのかを、一緒に考えてみたいと思います。
悪い例
悪い例 その1~上半身が巨大化するパターン
まず、上半身が巨大化するパターン。デザインそのものは顔に似合っても、骨格ストレート的にアウトになるパターンですね。ですが、ウエストマークしたり、上着を着るなどで、このTシャツそのものは、割と気に入っています。
袖の跳ね上がりとバスストップが同じライン上にあり、いわゆるよく言う
「ロボットみたいに」なるパターンです。
悪い例 その2~いまいちあか抜けないパターン
いまいちあか抜けないパターン。少しガーリッシュ寄りかなといった感じです。
凄くだめってわけじゃないけど、第一印象は「バスト」ってなるだろうなと思います。
良い例
良い例 その1~徹底的にデザインでごまかす
写真の撮り方があんまりよくありませんが、胸が悪目立ちしないということは伝わるのではないでしょうか。
このTシャツの説明はこちら
良い例 その2~これぞ黄金バランス
ロマンスタイプは、袖を含めて、〇〇型にすると最高にバランスが良いのです。
袖は7分袖の柔らかいベルスリーブです。
7分袖のベルスリーブはとても似合うので、見つけたらすぐに買ったほうが良いです。
ただ、なんの装飾もない無地だったり(ノーアクセとか)、ベルスリーブのふくらみが小さかったり、素材が堅いと途端に似合いません。
あくまでも、何らかの装飾があり、適度な柔らかさとふくらみのあるものが良いです。
冬場は、長袖のキャンディースリーブを少したくし上げて、7分袖~9分袖で使うと使いやすいです。
良い例 その3~これはベターなバランス
全体写真です。バランスとしては、上の写真のほうがいいです。
でも、この写真の、体の外側の輪郭線を繋ぐと、さて、何に似ていますでしょう。
※目から鼻あたり~バストの距離と、スカートの裾~つま先まで、が同じ長さだと、抜群のバランスです。このバランスにその都度お直ししても損はありません。
※身長によって変わる
このバランスを応用して、スカート丈が、真ん中の横線と、足元の横線の真ん中であっても、大丈夫です。
もちろん、上半身に対して、黄金率、白銀率、青銅率、プラチナ率などなどでも大丈夫です。自分の上半身の長さをきっちり測っておけば、試着室の中でこっそりスカートの長さを測ればばっちりです!
ですが!ここまでいくと、だいぶんマニアックなので、なんとなくで十分だと思いますよ。
※注意点は、ロマンスな論理というよりも、ロマンティックな服の論理です。
ですが、このバランスはPDで言うところのキュートガーリッシュには大きすぎて似合いませんし、フェミニンタイプだと、寄せる形はまるっきり違います。
袖のふくらみと、楕円のふくらみが同じ場所ですね。
しっくりくる、と言っていたこれもこの形です。
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これはこの形です。アーモンド!
ロマンスタイプのシューズの形はアーモンド形ですよね。
(骨格ストレートならばポインテッドまで尖っても大丈夫な人もいますし、ロマンスフェミニンなら、もう少し穏やかなラインで良いかたもいらっしゃいます)
これの、向かって左の黒のレースのがアーモンド形の理想のラインです。
この、モフモフのミュールも、靴の真ん中の部分が一番膨らんでいて、とてもロマンティックなんです。
わたしが、今までの記事で、モチーフが多少キュートな感じがしても、一つ一つがアーモンド形なら大丈夫!ロマンスタイプでもどこかが尖っていたほうがいいと言っていたのは、この、アーモンド型が一番ロマンティックという、服飾論理からです。
でっかいスニーカーが似合わないのは、先端が尖らないので、バランスが崩れてしまうからであって、それこそ、スニーカーがアーモンド型だったり、全体としてアーモンド型を実現できれば、スニーカーもちゃんと似合うんです!
地引いく子さんは、自分にふさわしい服は、靴を見れば解るとおっしゃっていますが、わたしもそう思います。PDに興味がなくても、いつも履いている靴を見れば、自分にふさわしい服は自然と解るのです。