わたしは、ファッション誌じゃなくて、洋裁の本で育ちました。毎月買っていたのは、大昔に廃版になった「ジュニー」という本でした。ロマンスさんとキュートさんがレギュラーモデルを担当していて、わたしのバイブルでした。ああ、捨てなきゃよかった。
ただし、製図は全部保管していて、その製図は今のわたしにも通用するので、これからも大事に保管します。
今は、どんなファッション誌よりも、「ミセスのスタイルブック」が素晴らしいです。ひと時の流行に流されず、保存版として本棚に並べることができる上に、保存されることを前提に、B5サイズよりちょっと大き目ぐらいの大きさの雑誌なんです。
もう、この「ミセスのスタイルブック」が優秀で素晴らしくて・・・・・
でも、一つだけ欠点があるんです。靴がおしゃれすぎる。つまり、かかとが高すぎたり、厚底だったりするんです。
どんな服も、靴のかかとを高くすれば、かっこよくなるじゃないですか!
そうじゃなくて、等身大の、リアルな、着こなしが見たいんですよね。
でも、ほとんどの服は、スニーカーに置き換えても十二分におしゃれな着こなしばかり。
お若いかたにも、ぜひ、手に取ってほしい雑誌、いえ、本です。